大腸内視鏡検査(検査当日のご案内)
検査当日のご注意
・検査当日の朝は絶食です。水やお茶や下記のものは飲んでも構いません。
※普段内服しているお薬のある方は、当日の服用に関しては事前に医師より説明させてもらいます。
・着替えやすい服装でお越しください。
・検査は、便がきれいになってから行いますので、昼頃より開始となります。
○飲んでもよい水分
水 お茶 紅茶(ミルクは不可)スポーツドリンク 具のないコンソメスープ 透明な色の炭酸飲料
×飲んではいけない水分
乳製飲料(牛乳・飲むヨーグルトなど) 具の入ったジュース類 アルコール類 色の濃いもの
大腸内視鏡検査の流れ(その1.前処置)
①大腸の中をきれいにするために、下剤(腸管洗浄剤)を服用してただきます。
午前7時ごろより、前日の夜と同様に「ピコプレップ」を150ml服用後に、水、お茶、スポーツドリンク等を1~1.5リットル程度飲んでいただきます。
※検査当日の下剤は基本的に自宅で服用していただきます。11時30分ごろにご来院いただき、便の状態が問題なければ検査を開始いたします。
☆以下のような症状がある場合は、お申し出ください。
・気分が悪い ・吐き気がする
・吐いた ・おなかが痛い
・顔が青ざめる ・めまいがする
・寒気がする ・顔がむくむ
・息苦しい ・じんましんがでる など
②下剤をのんだあとは、じっとしていないで、歩いたり、体をひねったりして腸が動きやすいようにしてください。
③便意を感じたらトイレに行って排便してください。
☆何回かトイレに通ううちに、だんだん便がきれいになってきます。
大腸内視鏡検査の流れ(その2.検査の準備)
・入れ歯やコルセット、時計、指輪などははずしてください。
・検査用パンツは、穴が開いている方が後ろ側です。
大腸内視鏡検査の流れ(その3.検査開始)
①検査のベッドに横になり、おなかを楽にします。
②肩に腸の動きを抑える鎮痙剤の筋肉注射を行います。
(※鎮静剤を希望の場合は、眠くなる薬を静脈注射します。)
③肛門からファイバースコープを挿入していきます。
④内視鏡から炭酸ガスを送り込み、大腸の隅々までしっかり観察していきます。
☆おなかが張ってきた場合は、ガスは我慢せずだしてください。
⑤ポリープが見つかった場合は切除します。
☆ポリープの大きさや種類、また服用中の薬の影響で、その場で切除できない場合もあります。
大腸内視鏡検査の流れ(その4.検査終了・結果説明)
・モニターで内視鏡画像をお見せしながら、結果説明を行います。
・鎮静剤を使用した場合は1時間ほどベッドで休んでいただいた後に、結果説明を行います。
・生検(粘膜の組織を一部とる)やポリープ切除を行なった場合は、1週間後に結果説明を行います。
検査後の注意点
・眠くなる薬(鎮静剤)を使用した方は、当日は車の運転は禁止です。
・飲食は1時間後から可能です。ポリープ切除をした場合には、食事は夕方から開始していただきます。当日は消化のよい食事にしてください。
・激しい運動は避けて下さい。
・当日のお風呂はシャワー程度にしてください。